特集記事

演奏につなげる!ワンポイント・アナリーゼ 2023年12月号


月刊「ムジカノーヴァ」 特集「憧れのショパンに挑戦!」に寄稿。

ノクターン2番とバラード第1番の解説、演奏につなげるワンポイント・アナリーゼを執筆しました。旋律の歌い方、和声進行から読み取るルバートの表現などに触れています。

これだけは押さえておきたい「楽典用語30」  2020年12月号

月刊「ムジカノーヴァ」の特集「楽典再入門」に寄稿。
アナリーゼのレッスンで確認することの多い楽典用語30を譜例付きで解説しています。演奏や指導につなげるために、ピアノ教本や発表会のレパートリー曲から譜例を出しています。音楽学校に入ってから学んだ数々の用語が登場します。「聞いた覚えはあるけれど、意味を忘れてしまったかも・・」という言葉があったら、ぜひ再確認してみましょう。

楽曲分析 月刊「ショパン」に掲載された記事です

プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番「戦争ソナタ」楽曲分析 (2016年3月号)

無調の志向の強いこの作品は、特に7拍子の第3楽章が人気です。 分析では、調性以外の要素をどのように分析に活かすか、また数々のモチーフの処理について説明しています。 従来の調性のあるソナタとは異なる方法で分析していきます。


ショパン:ピアノ・ソナタ 全3曲 楽曲分析 (2015年11月号)

第17回ショパンコンクールの開催に合わせ、ピアノ・ソナタ全3曲の楽曲分析を執筆しました。ショパンのソナタ第2、第3番の分析については5年前にも取り上げていますが、今回は7ページにわたるカラーページで、3曲の全楽章についての構造、その特徴について触れることができました。はじめに、「分析の前に」という項目で、どんなことに注目して分析していくとよいか、検証しています。


ショパン:ソナタ第2番、第3番  (2010年5月号)

特集「ショパンのソナタ 徹底分析!」で、ショパンの3曲のソナタについて歴史的評価や特徴についてまとめたあとで、第2番と第3番を分析しました。2曲とも、第1楽章の再現部で第1主題を再現させない、という面白い共通点があります。


ドビュッシー:月の光  (2008年4月号)

 着想の源となったヴェルレーヌの詩集『艶やかな宴』の説明と、作品の完成に至るまでの過程を追いました。何度も改作を重ねていた「渾身の作」であることを強調しています。 分析では、「静」と「動」のそれぞれの楽節を、和音の動きなどを解説することによって対比させました。

 

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー (2007年11月号)

ガーシュウィンの出世作となった名曲。その歴史的初演の様子や、後の編曲版の普及を紹介しつつ、分析。「8つのモチーフ」「長大なカデンツァ」というふたつの特徴を中心に書いています。

 

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ (2007年10月号)

宮廷舞曲「パヴァーヌ」の説明に加え、ポリフォニックな書法に着目しながら分析しました。

 

楽曲分析シリーズ「21世紀に弾きたい曲」

2001~2005年まで「ショパン」誌に掲載していた楽曲分析シリーズ。20曲のピアノ作品について、時代背景と解説、譜例付きの楽曲分析を執筆しました。

掲載曲:モーツァルト:きらきら星変奏曲、ドビュッシー:月の光、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、ショパン:ピアノ・ソナタ第3番など