書籍
子どもに教える楽典 音楽之友社 2021年
訳書「パデレフスキ自伝」(上下) ハンナ 2016年
訳書、一部加筆
2013年から2014年まで月刊「ショパン」に連載していた「新訳パデレフスキ自伝」の全訳本です。連載時には掲載しきれなかった数々のエピソードがお楽しみいただけます。
原書では触れられていない第一次世界大戦後の後半生については、第20章「パデレフスキの生涯」を新たに書き下ろしました。
パデレフスキがピアニストとして世界的な名声を得るまでの道のり、指の不調とスランプに苦しんだ絶頂期、そして政治家への転身。パデレフスキへのインタビューによって、激動の半生が詳細に語られます。世界をまわったパデレフスキの目を通して、当時の音楽界の様子を窺うこともできます。
上巻1900円、下巻1500円。全国の書店、楽器店でお取扱中です。
原書 Ignace Jan Paderewski and Mary Lawton 1938 “The Paderewski Memoirs”,
New York: Charles Scribner’s Sons
共著 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ、メアリー・ロートン
翻訳 湯浅 玲子
出版社 株式会社ハンナ
上巻 ‐ 331ページ、A5版
第1章 少年時代
第2章 ワルシャワの学生時代
第3章 ベルリンと音楽界
第4章 ウィーン レシェティツキとルービンシュタイン
第5章 早すぎた成功
第6章 パリとオランダ晩餐旅行
第7章 ロンドンとベルリンの謎
第8章 ロンドンの思い出
第9章 アメリカ
下巻 ‐ 276ページ、A5版
第10章 聴衆と政治的な迂回
第11章 2度目のアメリカ訪問
第12章 幕間の作曲家
第13章 ロシア演奏旅行
第14章 スイスの家
第15章 最速で上り詰めた頂点
第16章 オーストラリアとニュージーランド
第17章 ピアノへの嫌悪感
第18章 悲しい出来事
第19章 祭りの日
第20章 (補遺章) パデレフスキの生涯